DIARY

4月1日

それじゃ、ちょっくら、仕事に行ってくるので、4月14日まで更新なしです。
 

4月16日

やっと、ロケの下働きの仕事が終わって帰ってきました。いやぁ、長かった。
そしたら、もうすぐに「言い訳」の締め切りだもんな。
それだけで頭がぐちゃぐちゃしているというのに、「カヌーライフ」の私が書いた記事に関して、抗議のメールが届いていた。早速お返事を書く。詳細はここ

ロケはそれなりに楽しかった。トンガリロを2回、タラナキを1回登った。結構疲れたぜ。
この3日くらいで、なんとか「言い訳」を書き上げて、それから釣り、カヤックに行こう。
あ、どっこいしょっと。

 

4月17日

抗議を受けることはもちろん、その言い方がかなり頭に来るものだったので、精神的に高ぶってしまいなかなか「言い訳」を進めることができなかった。もっとも抗議内容に関しては、抗議した人自身が墓穴を掘るというか、簡単に対処できるものだったので、あっさり片づいてしまったけれど。

今回の抗議に対する反証として、過去に受け取ったメールを提示したわけだけれど、お陰で、読んだメールを捨ててしまわないでそのまま取っておくことが結構大切だと実感した。あのメールがなかったら、今ごろ泥沼化していたかも。

 

4月19日

昨夜遅く、12時を廻ってようやく「言い訳その23」を終了。いやぁ、良く頑張りますな。今月中に次のやつも書かないといけないのだけれど、アイデアが、、、。

ところで、今回私が荷上げロバとなってお手伝いしたロケは、NHKBSの番組で「世界トレッキング紀行」とかなんとか言うもの。放映日時は、6月21日から24日のうちどれか。4夜連続のうちの一つらしい。番組の構成上、タラナキ山も素直に登らず、えらく遠回りをした。頂上に一番近い山小屋まで、駐車場から1時間半で行けるのだが、それをわざわざ別の山を一つ越え、一泊二日もかけて行っている。山登りなど全くしたことがないという松田美由紀さんも、大変だったろうと思う。マジで、途中で泣いてたもん。土砂降りの中、足場の不安定なところを歩かされた時など、すっげぇ機嫌悪かったし。でも、頂上に着いた時には、感動のあまり涙を流してました。いや、良かった、良かった。
私もこれで臨時収入があって、新しいパンツの一枚も買えようかというものだ。
めでたし、めでたし。

明日は、久しぶりの休養日にして、トンガリロに釣りにでも行ってみようか。
それともカヤックでもやろうかな。イースター・ホリデーで、どこに行っても人が沢山いそうだから、釣りは遠慮するかも。
ま、その日の天気で、決めるとしよう。

 

4月21日

昨日トンガリロ川に様子を見にいったら、前日の雨で茶色濁りだった。水位はさほど上がっていないのだけれど、釣りになる水の色ではない。それで、タウポに行って久しぶりにフルジェームスでカヤック。ただ、ここは逆に水がなくて、波がない。小さな落としの所で、カートホイールの練習、並びにロールのリハビリ。

今日は天気もすっきりしないので、ぶらぶら仕事でもしようかなと思案中。イースターのお休み(グッド・フライデー)なので、どうせ川に行っても釣り人で一杯だろうし。

 

4月23日

随分と久しぶりにブルース・ウェバーと漕いだ。ランギタイキ、ジェフズ・ジョイ。しっかりひっくり返って笑われる、私。とほほほ。
一緒に行った奴が、まだ初心者なのに、静水でのカートホイールができる。なんと体重を前にかけそのまま漕ぐだけでバウが水に沈み立ってしまう。体重90キロだそうな。俺と30キロ以上の差があるのだから仕方がないといえば仕方がないのだが、、、。
しっかり、バウと潰し直す決意を固めた。

こちらはまだイースターの5連休の最中なのだけれど、明日は仕事をしようと思う。どこに行っても人が沢山いるときに、わざわざ釣りに行くこともないし。
廣田さんに頼まれた、「釣りサンデー」の原稿。
それが終わり次第、次の「言い訳」にとりかかるつもり。でも、つもりだけで、アイデアがない。
がんばれぇ、まぁけるなぁ。

 

4月24日

以前、釣りガイドをしていた頃にご案内したお客様からメールを貰う。このページを探していて、やっと見つけられたとのこと。
というわけで、自分で実験してみる。
使ったのは、インフォシークgoo、ヤフーの三つ。僕自身がよく使う検索エンジンだ。で、これにまずキーワードとして、「斉藤」「完治」を入れてみる。
うわっはっは。関係ないもんばっかリじゃん。つぎに、「troutbum」を入れてみる。なんとインフォシークでは、筆頭に私のページが来てる。すごい。でもgoo、ヤフーは共に、僕がよその掲示板に書き込んだメアドから、その過去ログを引っ張ってきている。あれ、なんだ、gooとヤフーって、全くおんなじ検索結果じゃん。ということは、おんなじ検索ロボット、データを使っているってことか。しかしそれにしても、この掲示板の過去ログ見れば、私がどんな掲示板を覗いているのか、ばれちゃうってことだな。気を付けよっと。
ちなみにエキサイトもやってみたけれど、これも過去ログから引っ張ってくるばかり。ということは、インフォシーク以外は、URLアドレスの末尾がjpでないと自動的に日本語でないと判断して、日本語検索の結果には載せてこないらしい。 今まで、探し物がある時はgooを結構多用して来たけれど、これからはまずインフォシークで探し、それで見つからなかったらなりエキサイトなりを使うことにしよう。

が送ってきたビデオで水ギョウザをたんまり見せられた。ひとつは、「愛の貧乏救出作戦」で、もう一つは、「餃子ロード5500キロ」と言うもの。お陰で、やたらに水餃子を食べたくなる。しかし、近くにぽんと気軽に入れる餃子屋はない。仕方ないから、小麦粉を練って餃子の皮をまず作り、それから水餃子を作る。
テーブルコンロで、どんどん茹でる片端から食べてゆく。鍋物の感覚。これが結構いけて、気に入ってしまった。またそのうちにやろうと思う。ちなみに余った皮をさらにこねり倒して、うどんのように細く切ったのだけれど、これもなかなか。

 

4月25日

Robert Hughesの「A Jerk on One End」を読み終わる。この間仕事で南島に行った折り、クライストチャーチの本屋をぶらぶらしていて買った本。彼はオーストラリアで生まれ、ニューヨークで美術評論家としてタイム誌などに25年も記事を書いていた人で、釣りに関する思い出、考えを一冊に纏めたもの。最後の章では、グルメ嗜好などで大量に海の魚を消費してしまうことがもたらす結果について、具体的な数字を挙げて述べている。空恐ろしくなる。自分で食べる魚は自分で釣ってくる。それ以外は望まない。それがこれからの道かも。

続いてDaniel Wallaceの「Big Fish」を読み始める。これは釣りとは全く関係のない小説。「大きな池の大きな魚になりたかったんだ」と言う今は亡き父にまつわる話。まだ4分の1ほどしか読んでいないので、どれくらい面白いのか、謎。

5月に日本に2週間程帰る予定。いろいろと出版関係の人に会って、できれば仕事の紹介などもしてもらえればと思う。それで、今はアポイント取りの真っ最中。2週間といっても週末もあるから、実際に使えるのは、9日間程度。その間に、どれだけの人に会えるか。どれだけ明るい話が持ち上がるか。
取りあえず、今現在分かっている明るい話。
カメラを買い替えます、私。うふふ。
18の時にキヤノンA1を買って以来、なんと23年ぶりに新しいカメラを買うんですのよ。EOS3とスペア用のEOS55を注文してしまいました。今使っている成史さんから貰ったカメラは、サインでも入っていれば成史ファンに高く売れるのだろうけれど、残念ながらその痕跡すらないので仕方なくカメラ屋に下取りに出すつもり。

 

4月27日

もうイースターホリデーは終わったというのに、相変わらずトンガリロ近辺には釣り人の数が多い。多分、今週一杯休みを取っている人か。というわけで、トンガリロまで出かけたものの、釣りはせず、栗拾い。ツランギの町に大きな栗の木が2本ある。たわわに栗が実り、道路にぼとぼと落ちている。けれど、こちらの人は誰も食べないようで、車に轢き潰されているばかり。まぁ、なんて勿体ないことを、、、。ちょっぴり小粒の栗ではあるが、意外と美味しいのだ、これが。昨日強い風が吹いたせいで、かなりの数が落ちていた。これでしばらくは、豊かな食生活。

カヤックのバウを潰したのが功を奏して、初めて、湖で立つことができた。あな、嬉しや。

日本に帰る準備、まずパスポートをと思い、引き出しを開けると、ない。あ、引き出しを間違えたかと、片端から引っかき回すが、どこにもない。思いつける場所全てを探して、それでも、ない。げげげ、どこにしまったんだ、俺?ほぼ半日探し回っても、どうしても見つからない。これは大使館まで行って再発行かよぉ、そんな時間あるのかよぉ。と、焦りまくっていたら、女房が「車の中は見た?」というので、ダッシュボードを開けてみたら、そこにありました。あはは、いつからパスポートがこんな所に入っていたんだ、おい。というわけで、一安心。